韓国の映画、
「BLEAK NIGHT 番人」
2010年製作、윤성현(ユン・ソンヒョン)監督作品
を、
一昨年だったか、あ、去年かな、
観て、描きました。
フエルト屑の絵、文字の絵、
파수꾼
(番人という韓国語)
です。
もう一つフエルト屑で
日本語の番人も創りましたが、
こっちの方が断然映画の雰囲気が
出ている。
白いフエルトの二本は
主人公の住む高層団地(?高層マンション)
水色のフエルトは
横顔、
目から涙が落ちている。
茶としもふりグレー色フエルト部分は、
鳥(カモメたち)
という風に、
つくり終えた後にこの
파수꾼
を見ながら思いました。
この映画の存在を、全然知らなくて
이 제훈 씨
から辿って知ることになったんですが、
3、4回、観ましたかね〜
重いテーマの映画なんですけどもね。、
今まで観てきた韓国映画の中で
ダントツに好きでしたし、
映画全体の中からという意味でも
(自分の)
好きな映画のひとつ。
이 제훈 씨(イジェフン氏)も、박 정민 씨(パクジョンミン氏)も
おそらくデビューしたてか、それに近い時期の頃の出演で、
また、
監督がまだ国立映画学校へ通っていた頃に
撮ったインディペンデント作品であり、
(この作品で初めて長編映画にトライした)
そういった何もかも
その時その瞬間の、全部が、
ミラクルにガチっとハマって
生まれた作品なのかなと、
それを強く感じさせるような映画でもあった。
今同じメンバーで撮ったとしても
全く違うものになるだろうと。、
秀作です、ほんとうに。
それで、
つい一昨日観た映画が
(アマプラですけども)
BLEAK NIGHT 番人と
似ていて、
いや、似ているというと語弊があるんだけども、
共通するものがあり、
すごく、良かったんですよね。
2回続けて観てしまった。
その映画はBelgiqueの映画で、
監督はLukas Dhont 、
映画のタイトルは敢えて言うのやめときますが
カンヌでグランプリ撮った作品です。
それでわたしは
BLEAK NIGHT 番人
も
グランプリ、カンヌで取れるんじゃないの
と思った次第。両方観てもらえたら、
その共通する何かを感じてもらえると
思います。
人の中にはさ、
涙が
いっぱいなんだよ。、
それが外側には
うつっていなくてもね。
そういう人間の
内面にある心の機微を、
人生での
ある一部分であるストーリーとともに
たかだか2時間弱の中で
表現できる映画、俳優、
凄いなと、
あらためて映画の魅力を思う。